2015/06/28

bar bossa


「ネクタイをしている」マスター。外が明るく見えますが、すでに帰って寝る時間です。

渋谷の裏町にある小さなバー「bar bossa」さんには第1号刊行時から置いていただいています。この場所でバーを開いて20年になるマスター林さんは、これから飲食店をやろうとする若い人たちが模範とあおぐカリスマらしい。辛口ブロガーとしても知られる才人で、著書『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか』には男たち女たちの夜の生態から抽出された英知が散りばめられています。第2号を届けに行った夜には、LPレコードでジョアン・ジルベルトがかかっていました。いい音なのだけど、パチパチとかなり傷音が入っていて、摩耗とか雑音を通じて歴史というものが感じられるからレコードは面白いんだな、レコードは大きい音でかけるととくに面白さが際立つな、と気づきました。

bar bossa
渋谷区宇田川町41-23  第2大久保ビル 1F
03-5458-4185

月〜土 18:00〜24:00
日・祝 定休
http://www.barbossa.com

2015/06/27

Pimentamente! 第2号

PPPPP.......Pimentamente!第2号 完成しました。 



Pimentamente! 第2号(外側)


Pimentamente!第2号(内側)



第2号の内容
▼ピリッとインタビュー
渋谷宇田川のコンゴ音楽とアフリカ料理のお店 Los Barbados(ロス・バルバドス)の上川(うえかわ)真弓さん&ダイスケさんです。
ダイスケさんはDJダイスケ・コンゴマンとしても知られ、以前はYoka Choc(ヨカ・ショック)という日本人によるリンガラ語で歌うコンゴ音楽のバンドもされていました。

Pimentamente!は、
ダイスケさんはなぜコンゴへ行ったのか
コンゴでのミュージシャン生活について
コンゴ音楽について
などなどお話を伺いました。

Los Barbadosのお2人とPimentamente! お店の前にて


▼旦敬介のオススメ文化コーナーは今回は“この一冊”として、ブルース・チャトウィン『ウィダーの副王』を取り上げています。こちらは先日、旦敬介の新訳で出版されたばかりです。

フランス人の写真家で民族学者であったピエール・ヴェルジェの写真がカバー。
彼もまた訳者の旦敬介と同様にブラジル北東部の街サルヴァドール・ダ・バイーアとアフリカ西海岸のを行ったり来たりしつつ、どちらのコミュニティーにも深く入って行きながら写真と文章で記録しました。


▼版画『見てるぜ』2015,   Yukie Monnai


見てるぜ、何を?今の政治の動向です!
恐ろしいほど急激に回れ右しているこの頃。毎朝新聞を見る度にギョっとするトピックが1つならず2つ3つとあって、なぜこんな事になっているのだろうと嬉しくない驚きの日々。この動きに少しでも警戒しているなら、見てるぜ、そんな好き勝手にはさせないよ、とメッセージを発することが重要で必要で大切です。何もしない、無関心でいるというのは結局賛成と同じ。
NO WAR!   NO NUKES!   NO SMOKING!