昨年は10株くらい育てていて、冬越えしたのは4株。
その他のは自然と枯れてしまった。
冬越えすると初夏の頃にはもう白い花を咲かせ始め、せっせとさっそく実をつけてくれるので収穫の時期が長くなって、青唐辛子を楽しめる期間が長くなる。
春先に『トウガラシの世界史』(山本 紀夫 著)を読んでいて発見したのだけれど、トウガラシはなんと草ではなくて、木の仲間らしい。だから、時間の経過と共に木になって行くみたい。
冬越えした2年目トウガラシを観察すると、確かに茎が幹っぽくなってきてる。
2年目トウガラシの茎 木の幹化しているっぽい |
1年目はどうかというと
1年目のトウガラシの茎 |
地表から出たばかりの部分はちょっと木っぽい感じだけれど、まだまだ青々としている。
幹以外も変化している点がけっこうあって、例えば全体の印象。
2年目トウガラシ |
1年目トウガラシ |
1年目は見た目も明瞭で、わかりやすい。2年目はボサっと広がっていて、写真でも伝わりにくいし実際目の前にあってもちょっとわかりにくい姿をしている。
1年目は基本的に上に伸びる支柱があってそこから葉っぱが生えているけれど、2年目は上に伸びるというより上以外に好き勝手な方向に伸びる、という感じがする。もしかするとトウガラシの種類の違いかもしれないけれど、、、。
葉っぱの違いもあって、
左が2年目。右が1年目。2年目は葉っぱが小さく細かくなる。1年目はピッチピチで元気いっぱいの大きい葉っぱをつける。
大きさの違いはけっこうある。スコールのあとで葉っぱが濡れている。葉っぱの面積も違うし、葉っぱの数も違う。2年目は葉っぱは小さいけれど、繁る。確かに木の葉っぱ化しているのかも。
トウガラシが枯れずに越冬したのは珍しいラッキーだったし、また私よりトウガラシ栽培経験のあるK介氏にとっても初めてのことだったみたい。でも「たまたまなぜか枯れずに残って暖かいところに置いておいたら越冬した」という状況だったので、自分達でコントロールして越冬させられたわけではなく、今年は越冬できるのか越冬させられるのかわからない。できれば何年も越冬させてトウガラシの木を育ててみたい。
(門内ユキエ)
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